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2014年1月

2014年1月 9日 (木)

現実世界とフィクションの世界

ここ数年、お正月にテレビの中継で箱根駅伝を観戦しては
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』を読み耽るということを繰り返しています。
もう何度も読んでいる作品なので小説のラストも、小説で描かれている駅伝の結果もわかっているにもかかわらず、
実際に箱根駅伝を観戦してからこの小説を読むと読むたびに感動してしまうし、
それぞれの区間を走る選手の気持ちを垣間見ることができるような感覚に陥ってしまいます。
あまりに好きな小説なので、私の頭の中ではリアルとフィクションがやや混同されている感もあったりして、
実際に都心から箱根方面へドライブに出かけると、実際に走った選手と小説の中の登場人物とが入り乱れて、
ここは~~が走った区間なんだよなぁなどと感慨に耽ってしまいます。
現実世界とフィクションの世界がここまで交錯する小説は、今のところ私の中では
この作品だけのような気がします。

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